学習障害 治療

乳児期の学習障害

自分の子供が学習障害であるかどうか判断するための判断基準として、子供の成長過程には発見するのためのポイントがいくつかがあります。子供と十分なコミュニケーションをとるようにして、学習障害のわずかな兆候にも気づいてあげられる環境を作るように心がけることが大切です。

 

乳児期の判断ポイントとして挙げられるものは、おとなしくて手がほとんどかからない、かんしゃくを起こすようなことがあったり、なかなか眠らない、座る立つ歩くなどの発達が人より遅かったり、言葉の学習が遅れている、視線を合わす事がなかったり、触ると嫌だったり、コミュニケーションを拒絶傾向にあるなどがあります。

 

もし、これらにいくつか当てはまるものがあれば学習障害である可能性があるかもしれません。ですので、これらの兆候がみられる場合は普段から気をつけて子供を見ている必要があります。

 

乳児期の成長と言うのは個人差があるので、多少発達に遅れがあっても気にとめない親が多く、学習障害に気づかない場合が多くあります。乳児期の場合は母親と子供だけですごす時間が比較的多いので、なかなか他の子供との比較することができず、ますます学習障害の発見が遅れてしまうことになります

 

誰でも成長の全てが人と同じであるということはありませんが、できるだけ違う視点から見てあげるようにして、親が気がつくようにしてあげることが大切です。少しでも気になる症状が見あたるようであれば、父親や祖父母など、自分の身近な人でも全く構わないので、自分とは違う目線で子供を見ることができる人に相談してみるのがよい手段といえるでしょう。

 

乳児期の学習障害の判断は、とても難しいものといえます。乳児期の学習障害を早期に発見できることは素晴らしいことですが、自己判断で決めつけることなく、心配な時は専門医に相談するようにして、専門家の意見を取り入れることが大切になってきます。